スコアの見方

本適性検査では「組織の中で活躍できる人材」を見極めるために、8つの評価カテゴリーを設けております。

・各スコア100点満点
・全受験者データからの出現率を下記のように算出
 Sランク:トップ5%
 Aランク:上位20%
 Bランク:中上位
 Cランク:中下位 
 Dランク:下位20%
 Eランク:最下位5%

仮に1つの評価カテゴリーが低くても、他の評価カテゴリーが高ければ採用に値します。
その判断も、既存社員に受験してもらい、受験結果データをもとに作成した理想モデルを構築することで判断が容易となります。

8つの評価

①成長意識

・成長や変化をしていくために自分を変える意思があるか
・正しく適度なストレスやプレッシャーを自分に与えており、結果を出しやすい人か
・仕事以外の時間も、仕事の結果を出すために毎日努力しており、自己学習能力が高い人か

活躍イメージ

・社内や外部環境の変化にも柔軟に対応し、自らも変えていける.
・全て教育しなくても、自ら学習して能力を高めていける.

スコアが低い人が起こしやすい問題
・変化が必要な時に変化を拒み、組織が停滞する
・面接時点では良くても、その後の成長ポテンシャルが低く、新しい仕事を任せられない

②自責意識

・自らの責任に対して言い訳がなく働けているか
・自分の責任を果たすために必要な権限を先に依頼でき、後で言い訳しない人か
・仕事をする時に誰の責任範囲なのか明確にしてから動き出せる人か

活躍イメージ
スタッフレベル:自らの責任に対して言い訳なく働け、必要なサポートや権限を上司に依頼できる
リーダーレベル:職場やプロジェクトの責任範囲を明確にし、チームが円滑に動けるように設計できる

スコアが低い人が起こしやすい問題
・「○○が無いから私は結果が出せなかった」といった言い訳が増える
・誰も責任を取らないチームが生まれてしまう

③スピード意識

・スピードの重要性に対する意識が強いか
・上司にはいつも期限を確認している人
・80点でも早く出すことに価値を感じている人

活躍イメージ
・品質と納期のバランスをきちんと理解して仕事ができる
・いつも期限前には仕事が終わり、どんどん新しい仕事も任せられる

スコアが低い人が起こしやすい問題
・自分軸でのこだわりが強く、組織全体のスピードを落とす
・担当できる仕事の量自体も減り、生産性が落ちる

④アクション意識

・考えてばかりではなく、まずは行動するという意識があるか
・まずは行動するので、成長が早い人
・多少の失敗も受け入れ、成功の確度を上げていける人

活躍イメージ
・新しい分野の仕事でも、自ら考え行動できるため、組織が前に進みやすい
・失敗から学ぶ、行動を修正して成功に近づける

スコアが低い人が起こしやすい問題
・やってみる前から考え過ぎ、組織全体のスピードが落ちる
・試行回数が少ないので、学びも少ない

⑤他者評価意識

・自分の価値を決めるのは自分だという意識のこと
・本来、自分は他人から評価を受ける立場にあるのが正しい理解
・他者評価意識のスコアが低いと、他人からの意見や評価を受け入れない可能性が高い

活躍イメージ
スタッフレベル:
・上司からの意見や評価をきちんと受け入れ、成長していける
・周りと協調して、チームワークよく働ける

リーダーレベル
・部下をきちんと正しい方向に導き、部下の成長を促せる
・チームの結果が出ないときでも、自分の責任として改善のために動ける

スコアが低い人が起こしやすい問題
・1年に1~2回の人事評価面談の際に自己評価と他己評価にギャップが生じ、不満で退職する
・成長が遅いが、自分の評価は高いため、会社が求める成果に届かないことが増える
・何か問題が起きた時に、外部にのみ理由を求め、言い訳が増える

⑥ゴール明確

・何をやるべきかが明確に仕事ができているか
・仕事をする時に、求められる結果とずれずに遂行できている人
・曖昧な指示を具体化させる力が強い人

活躍イメージ
・求められる結果をきちんと理解するので、仕事のスピードも速い
・初めてのタスクでも自分で具体化させて行動に移せる

スコアが低い人が起こしやすい問題
・最終的なアウトプットが期待とズレ、時間が無駄にしてしまう
・部下に対しても曖昧な指示しかできないため、アウトプットの質が落ちる

⑦ポジション理解

・上司と部下の関係を上司が上、部下が下と認識できていること
・この位置関係を無視したり誤解をして働くと、組織が上手く機能しません
・組織内位置認識のスコアが低いと、個人プレイヤーとしては上手く働けてもチームの中で問題を起こします

活躍イメージ
・自分の上司が誰かを理解し、良い関係性が築ける
・組織の中で自分がやるべきことをきちんと理解している

スコアが低い人が起こしやすい問題
・自分のルールで働き、組織のルールを守る意識が低い
・自分の上司/部下が誰かの意識が低く、チームとしてバラバラで機能しない
・部下にもきちんと指示ができず、ルールも守らせられない

⑧視点集中

・自分が求められている成果にコミットできているか
・正しく適度なプレッシャーやストレスを感じながら働けている人
・どのような状況でも言い訳せずに自分の力で改善ができる人

活躍イメージ
・目標設定があれば、自分で行動して成果にコミットできる
・自分をきちんと管理し、中長期的な視点を持って邁進できる

スコアが低い人が起こしやすい問題
・結果が出なければ短期的視点で判断し退職する
・結果ではない点では自分をアピールし出し、アピール上手が評価される組織になってしまう